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生演奏を身近に 加古川・日本堂で朝のピアノコンサート

ピアニストの島崎純子さん

ピアニストの島崎純子さん

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 加古川駅からほど近いホール「ぎゃらりー&サロン日本堂」(加古川市加古川町篠原町)で4月11日、「高砂ぺんぎん舎」による朝のピアノコンサートvol.1が開催された。

コンサート当日の様子

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 「高砂ぺんぎん舎」は、ピアニストの島崎純子さんとタニシさんによるデュオで、古民家やカフェでの演奏を中心に活動している。

 今回開始したピアノコンサートは朝10時30分より開演するという珍しいコンサートで、今年は毎月開催する予定。

 企画の発端は「普段、生演奏になじみのない人にも気軽に聞いてほしい」との島崎さんの思いから。主婦でも気軽に参加できるよう、手の空きやすい朝の時間を選んだという。「来てくれた人が知っている曲が絶対あることをポリシーとしている」とも。

 曲目はNHK連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌「365日の紙飛行機」や「花は咲く」「未来予想図Ⅱ」などなじみの曲を演奏する。

 当日は20人以上の観客が訪れ、11曲が演奏された。観客はそれぞれ体全体でリズムを取りながら演奏に聞き入った。歌詞が用意された「川の流れのように」など、参加者全員で歌う場面もあった。

 コンサートに参加した小林豊和さん恵子さん夫妻は「すごく楽しかった。迫力あるピアノもよかったし、一緒に歌うところもよかった」と笑顔で話す。

 演奏を終えた島崎さんは「ランチに行くような感覚で、ちょっとコンサート行かない?と気軽に来てほしい。自分だけのぜいたくな時間を持ってほしい」と呼び掛ける。

 次回開催は5月16日。問い合わせは高砂ぺんぎん舎(TEL 090-1143-1457)まで。

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