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加古川で大利き酒会 全国から50超の蔵元が集結

フライヤーを手に参加を呼び掛ける喜多店長

フライヤーを手に参加を呼び掛ける喜多店長

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 加古川プラザホテル(加古川市加古川町)で9月24日、「第7回かこがわ大きき酒会」が開催される。主催は「酒創 鹿児蔵」(野口町)で、北は青森から南は沖縄まで日本全国から50を超える蔵元が銘酒を抱えて集結する。

ひやおろしを紹介する喜多店長

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 同店店長の喜多正幸さんは「2011年から利き酒会として開催して7回目を迎えた。以前は展示会として長く開催してきたが『お酒を理解するには何よりも飲んでもらうことが一番』との理由から変更した」と話す。「毎年800人ほどが駆け付ける。県内だけでなく大阪から参加する人もいる。普段飲むことがないようなお酒を利き酒で楽しんでほしい」とも。

 当日は大吟醸プレミアム清酒やひやおろし、麹だけで作ったノンアルコール甘酒などが味わえるブースが用意される。日本酒のほか、ビールやワイン、ウイスキーの利き酒も可能。ビールは広島から招いた生ビール注(つ)ぎの名人に、地元・広島でしか味わえない究極の生ビールを注いでもらえるブースを特別に用意するという。

 喜多さんは「以前はお酒に関するセミナーを開くスタイルだったので今回のようなブースを立ち上げるのは初めての試み。春先の新酒を夏の間、低温で熟成させて秋に出荷する『ひやおろし』は、最近では秋を代表するお酒の代名詞として定着しつつある。ぜひ味わってほしい」と笑顔を見せる。「砂糖を使わず麹だけで作られた『飲む点滴』ともいわれるノンアルコール甘酒や、注ぎ方一つで味が変わるといわれる生ビールも併せて楽しんでもらえれば」と参加を呼び掛ける。

開催時間は13時~16時。入場料は、事前予約=1,500円、当日券=2,000円。問い合わせは「酒創 鹿児蔵」(TEL 079-456-5578)まで。

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