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加古川の商業施設で「とどけ!幸せフェス」  「全ての女性に幸せを」

「とどけ!加古川ネット」の井上恭子さん(左)と宮本絵里子さん(右)

「とどけ!加古川ネット」の井上恭子さん(左)と宮本絵里子さん(右)

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 加古川の複合商業施設「ニッケパークタウン」(加古川市加古川町)1階センターコートで3月21日・22日、女性向けワークショップ「とどけ!幸せフェス」が開催され、親子連れを中心に多くの人でにぎわった。

ワークショップの様子

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 同イベントは、加古川の市民団体「とどけ!加古川ネット」が今回初めて開いた。子育て中の女性の大変さを日頃から感じていたという同団体メンバーが、昨年の夏から秋にかけて同イベントの構想を練った。同団体の宮本絵里子さんは「独身時代は自分の時間を有意義に使えていたのが、結婚して出産し子育てをするようになると、おしゃれができなくなったり自分の時間を持つことができなくなったりと、生活環境が変わり子ども中心の生活になる。日頃から頑張っている全ての女性に幸せになってもらい、癒やしの時間が作れたらと願い企画した」と話す。

 会場にはアクセサリーやハーバリウム、タイルアートなど加古川を中心に活動しているハンドメード作家によるブースが出展。親子連れやカップルが来場し、ワークショップ体験を楽しんだ。

 筆を使ったステンシルで「カフェサインボード」のブースを出店した「hanahiyofu(はなひよふう)」の尾崎正美さんは「年齢や性別に関係なく、たくさんの人が参加してくれ、たくさんのお客さんと話ができて楽しかったし、とても新鮮だった」、ブリザーブドフラワーのブースを出店した「咲花日和(さっかびより)」の大橋裕子さんは「いろいろな人にブリザーブドフラワーを知ってもらうきっかけになってよかった」と振り返る。

 親子でフラワーアレンジメントのワークショップを体験した藤原寛子さんは「フェイスブックを見て楽しそうなイベントがあったので来場した。ハンドメード作家の中には子育て中のお母さんが活躍しているので良い刺激になった」と話す。

 同団体事務局の井上恭子さんは「老若男女関係なく、たくさんの人が会場に足を運んでくれ、ブース出店者と来場者が近い距離で話をして会話が弾んでいた。日頃時間に余裕がない女性も楽しんでもらうことができたのでは」と笑顔を見せる。

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