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東加古川の飲食店が5周年 思い出詰まった街の活性化目指す

12日に常連客が橘田さんを祝いに駆けつけた。中心がオーナーの橘田さん。

12日に常連客が橘田さんを祝いに駆けつけた。中心がオーナーの橘田さん。

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 JR東加古川駅かいわいの賑(にぎ)わいづくりに力を入れる飲食店「和酒茶屋Chill」(加古川市平岡町)が1月12日に開店5周年を迎えた。

「和酒茶屋Chill」の外観

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 同店の店主・橘田将吾さんは小学生の時から加古川で育つ。人との縁を大切にしたいという思いから、5年前に地元(東加古川)で店を構えた。常連客は橘田さんとの会話を楽しみに訪れる昔からの友人が中心となっている。

 これまでに「東加古川を賑わいのある街にしよう」と、同店周辺の飲食店主らと協力したイベントの開催など、飲食店を通した地域活性化に力を入れており、人のつながりを大切にしている。

 現在では「「食」を考えた店にしていきたいと、「友人らと共同で畑を借り、農業の勉強をしている」と話す。これまでに収穫した野菜は、地域貢献の一環で近隣の幼稚園児に収穫体験の場として提供したことも。

 農業に関心のある若者と、土地の所有者との橋渡しを行い、「休耕田対策」の取り組みも行っている。今回5周年を祝い、店に訪れた小学校時代からの友人は「昔から人を引きつける力があり、培った人脈を生かしてまちづくりなどで発揮してほしい」と期待を寄せる。

 「今後も集まった人が力を合わせてイベントやまちおこしをして街に活気が生まれたら」と橘田さんは意気込む。

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