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加古川の日岡山公園で「パブリックアート展」 自然の中で楽しく、見て、遊んで、体験して

パプリックアート展のポスターを持つ安尾さん

パプリックアート展のポスターを持つ安尾さん

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 今年で4回目となる「パブリックアート展」(加古川市加古川町)が10月26日・27日に日岡山公園で開催される。公園を拠点に活動するNPO法人加古川緑花クラブが主催。

リメークした洋服を囲んで

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 緑花クラブの顧問安尾昌子さんは「開催に向けて4月から準備を始めてきた。アートというと難しい芸術のイメージを持たれるかもしれないが、私たちが作るアートは皆が楽しく面白く遊べるアート。今年の見どころは、古くなった着物をリメークして洋服を作る森の中でファッションショー」と話す。

 安尾さんは着物を洋服にしようと思ったきっかけについて「亡くなった義母が着ていた着物との出合い。たんすに眠っていた義母の着物はとてもハイカラな柄もあった。『義母がこんな可愛い柄の着物を若い頃に着ていたなんて』と驚きと同時に着物を通じ義母と対話した」と話す。

 「着なくなった着物をリメークし洋服に仕立てることでまた誰かが着てくれる。それで喜んでくれたら私たちもうれしい」と言い、今回はスタンプラリーのプレゼントも工夫。メンバーでアイデアを出しながら作ってている。「一人ではできないこともメンバー皆でやれば素晴らしい物が完成する」と安尾さん。同クラブの藤井正幸さんも「個人も『自分はこんなこともできるんだ』と再発見にもつながる」と笑顔で話す。

 当日は「巨大万華鏡を楽しもう」、来年の五輪オリンピックにちなんだ5つの「わ」など、ほか多数のアートを用意する。衣装はファッションショー終了後に販売する。

 安尾さんは「日岡山公園は桜の時期だけじゃない魅力がある。木の種類が豊富で木の形もさまざまなので子どもたちにどんどん興味を持って遊びに来てほしい。そして日岡山公園を生き生きと生かし続けていけるようここでパブリックアート展をこれからも継続していきたい。自然の秋の空気を感じにぜひ遊びに来てください」と来場を呼び掛ける。

 パプリックアート展は10時~16時(ファッションショーは11時~12時、日岡山野外ステージ 雨天の場合はいくびょう園ビニールハウス内)。参加無料。

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