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加古川の鶴林寺で自閉症啓発イベント 三重塔がブルーにライトアップ

昨年ブルーにライトアップされた鶴林寺の様子

昨年ブルーにライトアップされた鶴林寺の様子

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 国連の定めた「世界自閉症啓発デー記念週間行事」の一環として4月4日、加古川市の古刹鶴林寺(加古川町北在家)で「ライト・イット・アップ・ブルー加古川」が開催される。当日は三重塔がイメージカラーのブルーにライトアップされる。ライト・イット・アップ・ブルー(LIUB)加古川実行委員会が主催し、今年で2回目。

代表幹事の西川さん

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 国連の定める4月2日の世界自閉症啓発デーは、自閉症をはじめとする発達障がいについて理解を深め、広く知ってもらうことを目的とした啓発活動。厚生労働省は8日までを「発達障害啓発週間」としている。世界各地のランドマークや名所旧跡では「癒やし」や「希望」を表す青色でライトアップするイベントが開催され、昨年日本では通天閣や世界遺産の姫路城などがブルーにライトアップされた。

 同委員会代表幹事の西川正人さんは「自閉症は人によって症状もさまざま。その人とどう付き合っていくか、症状をどう理解するか実際に関わってみて初めて分かることもあるので、たくさんの人に自閉症や発達障がいのことを広く知ってほしい」と話す。「幻想的な雰囲気の中で、世界の活動と合わせてブルーに染まる鶴林寺の三重塔を楽しんでいただきたい」とも。

 当日は16時15分から鶴林寺を無料開放。19時からライトアップ。新型コロナウイルスの影響により、当初予定していたコンサートイベント及びフードコーナーは中止。

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