ハリマ化成加古川製造所(加古川市野口町、TEL 079-422-3301)で今年も色鮮やかにマリーゴールドが咲いている。
マリーゴールド畑とハリマ化成の(左) 芥香純さん(右)水田義章さん
同製造所では、2018(平成30)年に取得した約1900平方メートルの土地にマリーゴールドを植え始めて、今年で2年目となる。同社社長の「地域住民に喜んでもらえる花を」との願いから、開花期間が長いマリーゴールドを選んだ。土壌改良や水やりなど試行錯誤しながら、同製造所の総務課と社員有志で管理。今年は猛暑日が続き、多くの花が枯れたため、県の緑化協会などにも問い合わせて水やりの管理に気を使ったという。猛暑に耐えた花たちが、鮮やかなオレンジ色で咲き誇っている。
畑は昨年の加古川ツーデーマーチのコースにも近く、絶好の写真スポットとして参加者に喜ばれた。昨年同様、ツーデーマーチのスポットにと期待していたが、コロナで開催中止に。総務課の今里則彦さんは「コロナで暗い気持ちになっている。下を向いていては駄目、少しでも花を見て元気になってもらえれば」と願いを込め、今年も地域の人たちの笑顔のためマリーゴールドを植えたという。
現在はハロウィーン装飾で彩りライトアップをしている。「インスタ映えも狙って装飾している」と総務課の芥香純さん。総務課長の水田義章さんは「とにかく子どもの笑顔がうれしい。長くこの地にある製造所なので、ご近所に喜んでもらえるようにこれからも工夫していきたい。最終的には1年中花が咲いている場所になれば」と意気込む。
ハロウィーンライトアップの点灯時間は日没~24時ごろ。11月1日まで。