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高砂の古民家で「来て民家まつり」 有形文化財、「使うことでPR」

「来てみんか」と高砂来て民家まつりをPRする濱田さん(左)と新木さん(右)

「来てみんか」と高砂来て民家まつりをPRする濱田さん(左)と新木さん(右)

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 高砂の古民家「高砂来て民家」(高砂市高砂町、TEL 079-443-5306)で12月9日、「高砂来て民家まつり」が開催される。主催は、高砂地区まちづくり協議会。

松右衛門帆で作るトレ―。

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 国の登録有形文化財の花井家住宅を活用して開かれる同スペース。今年で6回目を迎える同イベントの目的について、同所の濱田隆さんは「歴史的なものを保存するために使わないのではなく、どんどん使って知ってもらいたいと思っている」と話す。「一度集まってもらうことで、町にこんな場所があったんだという認識と誇りを持ってほしい」とも。

 当日は、地元の野菜やえびだんご、ポップコーンの販売、輪投げ体験などを行うほか、高砂ブランドの松右衛門帆を使ったトレー作り体験なども用意する。

 同所の新木田栄子さんは「地域の方に関わってもらってできているイベント。今回のトレー作りも松右衛門帆を取り扱う御影屋さんの協力でできている」と話す。

 同時開催される「たかさご古民家まつり」では、近隣の登録有形文化財「松宗蔵」で餅つきが、「大崎家住宅」でコンサートがそれぞれ開催される。

 新木さんは「古民家なので、ちょっと変わっていて楽しいイベント。町内の人はもちろん、町外の人も気軽に一度来てほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~15時。雨天決行。

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