高砂のカフェ「まちの保健室カフェto be」(高砂市高砂町)で2月10日、チョコレート作りを体験するワークショップが開かれる。
チョコレートの原材料について知ってもらい、食の知識を深めてほしいと企画された同ワークショップ。講師には、全国で食育活動を行う「カカオ・ラボ」の竹林利朗さんを迎え、生のカカオ豆を焙煎(ばいせん)するところから体験する。
ワークショップでは、カカオ豆とカカオバター、ココナッツの花の蜜糖「ハニーココナッツ」のみを使い、特製のチョコレートを作る。濃厚ながらもさっぱりとした後味が特徴で、血糖値の上昇も緩やかだという。体験後は、コーヒーの入れ方講座やランチも用意する。
同店は、医療機関や福祉施設でセラピストケアを行う金川圭美さんが、地域の高齢者が気軽に相談できる場をつくろうと、昨年11月にオープンした。日頃は食や足浴、マッサージなどを通して体の健康に関する提案を行っているという。
金川さんは「食に関する情報は本やテレビなどで多く取り上げられているが、自分で必要な情報を判断する力が必要。生きる力を養ってほしい」と話す。
開催時間は10時~14時30分。参加費は一般=3,500円。学生=3,000円。申し込み・問い合わせは「カカオ・ラボ」(メール kakao.lab@rms.or.jp)まで。