高砂市立図書館(高砂市米田町)が6月19日、入館者100万人を達成した。2016年2月14日に移転オープンしてから、2年4カ月での達成。
同図書館館長の大塩正一さんは「移転前は、曽根町に木造の小さな図書館だけだったので、市民の方々が期待していた図書館だった。市民とともに歩んでいく姿勢が原動力であり、期待に応えるべく運営してきた。結果、短い期間で達成できたと思う」と話す。
同図書館では2016年4月に入館者10万人。2017年4月には、50万人と、入館者を増やしてきた。入館者数は、平日で1日700~900人。土曜・日曜・祝日は、家族連れも多く、1日2000人を超えることもあるという。
図書館には現在、約18万冊蔵書。来館者の満足度向上を目的に、セルフ貸出機や本に挟まっている髪の毛などを吹き飛ばし、紫外線で殺菌する本の消毒機、川のせせらぎや鳥のさえずりが聴こえ自然の中にいるように感じながら本を読めるスペースを導入している。定期的に絵本の読み聞かせなどのイベントも実施し、来館者を増やしている。
大塩さんは「ゆっくり落ち着いて本を読める図書館なので、皆さまのご利用をお待ちしている」と来館を呼び掛ける。
開館時間は9時30分~20時。休館は、第1月曜。