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高砂出身の政治家「河合義一とその時代」 高砂学講座開催へ

河合義一之像

河合義一之像

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 明治から昭和にかけて農民運動家や政治家として活躍した河合義一の時代を学ぶ講座「河合義一とその時代」が9月8日、高砂市文化保健センター多目的室1(高砂市高砂町朝日町)で開催される。

チラシを手にする大塚敦子さん

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 河合義一は1904(明治37)年に東京外国語大学仏語学科を卒業し外務省、日本銀行の職務に就いた。その後、高砂町会議員、衆議院、参議院の当選を果たした。県内では「日農東播連合会」で会長に選出されるなど農民運動にも尽力した高砂出身の人物。

 同講座の講師は兵庫教育大学大学院教授の小南浩一さんが行う。事務局の大塚敦子さんは「市民講師の方々の推薦で講師に小南さん。題材に河合義一さんが選ばれた。一般の方でも分かりやすい内容で約1時間の講座になっている」と話す。

 高砂地区コミュニティーセンターの玄関前には河合の胸像が設置されている。「河合義一さんの生きた時代を知ることで昔の高砂の状況が分かる。昔の高砂を知れば今の高砂に興味が湧いてくる。人気のある講座のため早めのお申し込みを」と大塚さんは参加を呼び掛ける。

 開催時間は10時30分~11時30分。定員は80人。事前申し込みが必要。問い合わせ・申し込みは市文化スポーツ課(TEL 079-443-9136)まで。

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