明治から昭和にかけて憲法学者として活躍した高砂出身の憲法学者・美濃部達吉の生涯について学ぶ連続講座が8月25日から、東播磨生活創造センター「かこむ」(加古川市加古川町 TEL079-421-1136)で開催される。
美濃部達吉と達吉の長男で元東京都知事の美濃部亮吉親子に関する書簡約500点を収蔵する高砂市立高砂公民館(高砂市高砂町)を拠点に活動する、美濃部研究会会長の宮先一勝さんが講師を務める同講座。講義は、「幼少時代」「学生時代と学者としての活動」「新憲法の普及に努めた晩年」の全3回に分けて行う。
宮先さんは「高砂市の偉人を後世に語り継いでいくことが大切。憲法の話と聞くと難しそうに聞こえるが、今回の講座では美濃部達吉の頑固な一面や志など、人となりを知ってもらえれば」と話す。
第1回は8月25日、第2回は9月1日、第3回は9月22日。東播磨生活創造センター「かこむ」で開講する。
開催時間は13時~14時30分。参加費1,000円。事前申し込み制。