高砂商工会議所が消費税増税直前になり事業者が困らないようチラシや冊子、動画配信、セミナーなどを通じて軽減税率などに関する情報を発信し、準備を呼び掛けている。
同会議所の西川英志さんは「軽減税率への対応など消費税増税に伴い、やらなければならないことが事業者には多くある。店主はもちろん従業員への周知は時間が必要だと思う。なるべく早く事業者に意識を持ってもらいたいので、さまざまな方法で情報を発信している」と話す。
8月27日に行われた、「消費税軽減税率制度導入直前対策」セミナーでは、参加者から軽減税率適用後の請求書の記入方法など、実務に関する質問が多くあったという。セミナー後には、「タブレット型POSレジの導入に関するメリットや補助金について」をテーマに講義も行われた。
西川さんは「引き続き情報発信を行いながら、軽減税率のことなど消費税増税に伴う相談事があればしっかりフォローしていく。気軽にどんどん来てほしい」と呼び掛ける。