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加古川の園芸用品メーカー「ムサシ」が社協に寄付届ける コロナ禍の生活困窮者に玄米

社協の山本理事長(左)と目録を手渡す岡本社長(右)

社協の山本理事長(左)と目録を手渡す岡本社長(右)

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 加古川のムサシ(加古川市八幡町、TEL 079-438-6611)が、毎週土曜に開く、飲食や雑貨販売のイベント「オープンデパート朝市」で、困窮者への寄付を呼び掛けている。同社の岡本篤社長が、2月17日、寄せられた玄米や同社からの寄付金150万円を加古川市社会福祉協議会の山本勝理事長に手渡した。

オープンデパート朝市で玄米の寄付を募る

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 岡本篤さんは「新型コロナウイルス感染症の影響で弱い立場の人たちにひずみが集中しており、『玄米』を集めて届けることが出来れば、寄付の幅も広がると考え、同協議会と協議し実施することになった」と話す。農家では、米を玄米のまま保管しており、精米した米に比べ保存が効くため、素早く集めることができるという。寄付として寄せられた玄米は社協で精米し困窮者に届ける。

 加古川市社会福祉協会の本山政幸さんは「新型コロナウイルス特例貸付が始まって以降、2000件を超える困窮相談を受けている。社協だけではどうにもならない中で、多くの企業や団体がそれぞれの強みを活かした支援の申し出があり、本当に心強い」と話す。

 「寄付する玄米は、5キロで個別に包装しムサシが開催する『オープンデパート朝市』に持ち込むか、加古川市社会福祉協議会に直接持ち込んで欲しい」と岡本さんは呼びかける。

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