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夫の心の病を絵本に 加古川コミュニティースペースで原画展、販売も

絵本を手に来場を呼び掛ける三野直子さん

絵本を手に来場を呼び掛ける三野直子さん

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 作家として活動する三野直子さんが、8年前に突然夫が心の病気になったきっかけから立ち直るまでを描いた絵本「あんこときなこ心のにっき」の原画展を4月2日から、加古川のコミュニティースペース「びぃぷらす加古川」(加古川市加古川町、TEL 079-426-1442)で開催する。

イベントチラシと絵本

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 三野さんは「心の病気は恥ずかしくない。隠さなくてもいい。誰かが助けてくれる。一人で悩まないで、ということを伝えたくて絵本を描いた」と話す。

 同展、今回で2回目。猫好きの三野さんらしく、夫婦を猫のキャラクターにして表現しパステル、色鉛筆、ペンを使い柔らかいタッチで描いた原画17点を展示する。4月3日と10日は「プチマルシェ」を同時開催。マルシェでは絵本と原画も販売する。予約販売もする。

 三野さんは「絵本を見なくても楽しめるが、展示中は絵本を置いておくので、絵本と原画も見比べてほしい」と呼び掛ける。「心の病気で悩んでいる方や支えていらっしゃる方で話を聞いてほしい方や相談したい方は連絡を頂けたら」とも。

開催時間は10時~17時(土曜・日曜・祝日は16時まで)。木曜定休。三野さんの在廊日は4月2日・3日・6日・10日・11日・12日。マルシェは11時~15時。

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