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高砂松陽中相撲部に1年生入部 創部70年以上、全国大会出場目指す

先輩に挑む松井さん

先輩に挑む松井さん

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 東播磨地域で唯一、中学校の相撲部がある高砂市立松陽中学校(高砂市松陽)は、2年生の部員4人に加え、今年4月、1年生1人が入部し部員5人となり新年度をスタートさせた。中学生の相撲大会では、個人、3人制、5人制の部門があり、5人制の部にフルメンバーで出場できる。

松陽中学相撲部のメンバー

 同部は、創部70年以上の歴史を持ち、学校が今の場所に移転した翌年の1960(昭和35)年、校内の中庭に土俵が作られた。昭和50年代には個人戦で大学相撲西日本大会優勝を飾る選手を輩出するなど活躍してきたが、他のスポーツに注目が集まり部員不足で休部となることもあった。2011年に休部したものの、2014年に生徒1人が入部し相撲部が復活した。

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 コーチの要請など相撲部復活にも協力した同部OBで高砂市相撲協会会長の三枝正人さんは「休部の時には学校に土俵は残してもらうよう頼んだ。相撲は肌と肌とで感じるスポーツ相手を思いやる心も育むことができる」と話す。

 同部の去年の成績は5人制の部で県大会優勝。大会後3年生1人が引退し、関係者らは新入部員を心待ちにしていた。

 新入部員の松井優大さん(中1)は「小学3年生から相撲をしている。中学校では柔道部と迷ったが先輩から誘われて入部を決めた。練習では先輩たちからいろいろ教えてもらい、初めはできなかったきつい筋力トレーニングも今はできるようになった」と笑顔を見せ、「先輩みたいに何事にも挑める精神を身に付けたい」と話す。

 同部主将の村山謙さん(中2)は松井さんについて「小学生の時も一緒に相撲をしていた。絶対に入部してくれると信じていた」と話し、「これで5人制に不戦敗を気にせず5人で出場できる。今年の目標は3人制で全国大会出場、5人制では県大会優勝」と意気込む。

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