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加古川市美術協会が部門別会員展 会員の力作並ぶ

洋画部の会場の様子

洋画部の会場の様子

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 加古川市美術協会の会員による部門別会員展が現在、加古川市立松風ギャラリー(加古川市加古川町)で開かれている。

彫塑・工芸部の会場の様子

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 同協会は同市を拠点に活動する団体で、現在会員は170人。「日本画」「洋画」「写真」「書道」「彫塑・工芸」の5部門で活動している。毎年夏から秋にかけて開催している同展では、各部門の作品を4回に分けて陳列。昨年は新型コロナウイルスの影響を受け中止となった部門もあったが、今年は感染症対策を講じて開催することとなった。

 11日までは洋画部門と彫塑・工芸部門の作品を展示。高砂の町並みを描いた絵画や、身近な花、絵に光るテープを貼った作品など28点が並んだ。縦1メートルを超える大作もあり、片隅には平穏な日常が戻る事を願う作者のメッセージも添えている。

 彫塑・工芸部門には16点の作品を展示。愛犬をモチーフにした作品や、陶器の花瓶、人形などさまざまな作品が並んだ。竹の根を掘り出し、自然の形を生かした彫刻や、木材がねじられたように見える椅子など、協会会員の一年間の集大成を展示した。同会会長の川西幹雄さんは、「SNSなどで作品の写真を見ることはできるが、写真と実物は全然違う。会員も人に見てもらうと手応えを感じるので、ぜひ実物を見てもらいたい」と話す。

 開催時間は10時~17時。入場無料。今後の部門別開催期間は、写真部=9月26日~10月2日、日本画部=10月4日~9日、書道部=10月10日~17日。

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