「ピクニックマーケット final(ファイナル)」が11月14日、日岡山公園(加古川市加古川町)で開催される。
開催は今回が最後になる。実行委員会の春下充代さんは「2012年に初めてピクニックマーケットを開催して今年でちょうど10年。『人と人、心と心が繋(つな)がる』をコンセプトに、たくさんの人がつながり、新しい取り組みが生まれてきた。イベントとしての役割は果たせたと思う」と話す。
イベントでは、かつめしやかきお好み焼きなどのご当地グルメ、アクセサリーや木工雑貨などのハンドメイド作品をはじめとする約80のブースが出店。樹脂粘土、木工などのワークショップ開催や加古川南高校の生徒によるキッズ向けコーナー、巨大迷路、ステージイベントなどがある。トークイベントも開催。来場者の街づくり意識の啓発を目的に、加古川市議会議員井上恭子さんと高砂市議会議員坂本まりさんが「まち、まるごと自分ごと!」をテーマに話す。
春下さんは「10年間の集大成として、会場に来た人にイベントを楽しんでもらいたいのはもちろん、今後の街の活性化について少しでも何かを学び、感じ取ってもらいたい」と話す。
開催時間は10時~15時。荒天中止。