播磨町を中心に活動している小学生軟式野球チーム「東播ナインストリーム」が1月15日・16日、明治神宮野球場（東京都新宿区）で開かれる「学童軟式野球全国大会第15回ポップアスリートカップ」に出場する。

加古川市長を表敬訪問した6年生11人

　同チームは2009（平成21）年に結成。現在は約40名で活動している。播磨南小学校を中心に、稲美町と播磨町のチーム専用練習場などで、週3回練習に励む。

　昨年7月から11月にかけて行われた予選の西兵庫大会で優勝した同チーム。12月にあった全国大会出場を懸けた関西代表決定戦では、夏に別の全国大会で優勝したチームをコールドで破り、全国大会出場を決めた。監督の大垣幸信さんは「全国大会に行かせたいという思いが強かったので、実現できて夢のよう。伸び伸び神宮球場で暴れてほしい」と話す。

　1月5日には、大会に出場する6年生11人が加古川市役所を表敬訪問し、岡田康裕市長の激励を受けた。主将の川上慧さんは「寒い時期の試合だが、気持ちは熱くチームを盛り上げていきたい。全員で優勝を目指し、最後まで全力で戦う」と意気込んだ。副主将の西本丈一郎さんは「この学年で全国という大きな舞台に出るのは初めてだからうれしい。いい球場で試合ができるので、野球を楽しみながら絶対勝ちたい」と話していた。