アリオ加古川(加古川市別府町)で11月3日、「防災フェスタ2022」が開催される。主催は加古川市保安防火協会、加古川市消防本部、稲美町、播磨町。消防本部と地域の住民、企業の三者が一体となって防火や防災への意識を高め、災害に強い町づくりを目指すことが目的。
会場ではダンスやジャズライブ、防火啓発劇などのステージイベントのほか、プレーゾーン、展示ゾーン、体験ゾーン、啓発ゾーンの4つに分けてさまざまな催しを行う。消防士が身に着ける防火衣の着用、消防や警察、自衛隊車両の見学と乗車、災害時用簡易トイレの説明などを通じて、防災について知識を深めることができるようにする。メインステージでは、加古川観光大使「たけだバーベキュー」さんによる「キャンプから学べる防災トークショー」や、元読売テレビアナウンサーの清水健さんによるトークショーも予定する。
コロナ禍のため3年ぶりとなった今回、消防本部や市役所にイベントのチラシを取りに来る住民も多く、同市消防本部予防課の内田博哉さんは「地域の皆さんが楽しみにしていると感じる」と話す。同課の樋口健太さんは「体験やセミナーなど、さまざまな催しを用意し、お子さんから大人まで幅広い世代の方に楽しんでもらえる内容。イベントでの体験をきっかけに、家庭で防災について話してもらえたら」と参加を呼びかける。
開催時間は12時~16時。参加無料。