加古川の編み物教室「あむあむキィトゥングループ」の作品展「やっぱり綺麗（きれい）な色が好き！－これからも－」が現在、松風ギャラリー（加古川市野口町）で開かれている。

小さな人形の服

　同グループは、猫田よしこさんが主宰する「Knit Design Studioあむあむキィトゥン」と、長谷川明代さんが主宰する「Knit工房 あむあむPerune」の2教室から成る。

　同展は「あむあむキィトゥン」開設35周年と、「あむあむPerune」開設25周年を記念して開催。両教室の生徒合わせて27人が製作したセーターやカーディガン、ワンピースなどのウエア作品150点、編みぐるみやバッグなどの小物作品200点以上を展示する。手編みや機械編みした作品は、木綿の糸やシルク、コットンなどさまざまな素材で製作した。

　ウエアのデザインは猫田さんと長谷川さんが担当し、生徒はデザインの中から好きなものを選び製作した。デザインは、統一感を持たせるため作品ごとに共通のモチーフを取り入れたという。

　猫田さんは「35年間続けてきた作品展が今回で最後となるのは寂しい思いもあるが、教室は続いていく。今後も講師を続けながら編み物の魅力を広げていきたい」と意気込む。

　開催時間は10時～19時（8日は17時まで）。入場無料。11月8日まで。