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神戸地方法務局加古川支局、「いい遺言の日」に合わせ遺言書預かり制度アピール

神戸地方法務局加古川支局長の徳村嘉昭さん

神戸地方法務局加古川支局長の徳村嘉昭さん

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 神戸地方法務局加古川支局が現在、「いい遺言の日」に合わせて遺言書の預かり制度をアピールしている。

神戸地方法務局加古川支局

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 11月15日は「いい遺言(いごん)の日」として日本記念日協会から認定を受けている。記念日に合わせ、同支局では2020年7月に制度化された「自筆証書遺言書保管制度」の案内に注力。管轄の加古川市、高砂市、稲美町、播磨町の公民館や公共施設にチラシを配布したり、「終活」をテーマとしたセミナーに参加したりしている。

徳村嘉昭支局長は「終活に関するセミナーも増え、最近は遺言書に関心のある人が増えたように思う」と話す。11月19日には加古川刑務所で行われる「加古川矯正展」にも出展し、チラシを配布するという。

 同制度は自筆された遺言書を法務局が保管する制度。遺言書の紛失や改ざんなど遺言書作成後の管理に関するトラブル解消が期待されるという。同支局遺言書保管官の藤田一茂さんは「この制度は自筆さえできれば1人で作成でき、手軽に利用できる。自宅に保管していると相続人に発見されなかったり、なくしたりするリスクもあるので、ぜひ活用してほしい」と呼びかける。

 手続きは同支局で行っている。予約が必要。保管申請手数料は3,900円。

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