いなみ文化の森(稲美町国安)で12月3日、「いなみ冬景色」が始まった。主催は稲美町商工会と同青年部。
同イベントは町民にイルミネーションを通して夢や希望、地元への誇りを持ってもらおうと2014(平成26)年に開始。今年で9回目を迎えた。会場では、イルミネーションのトンネルや巨大な「INAMI」のオブジェ、稲穂をイメージした装飾などが光り輝いている。白いアンティークな扉のオブジェが特に人気を集めている。
中には町内の中学生が制作した光の作品も。稲美中学校の生徒は竹の灯籠を制作。表面に「希望」「幸せ」などの文字を浮かび上がらせた。稲美北中学校の生徒は空のペットボトルにLED電飾を入れ、木につるすなどした。
初日の3日には約300人が来場。カウントダウンで一斉に点灯すると、大きな歓声が上がった。訪れた女性は「昨年より迫力があって感動した。地元にこういうところが増えてほしい」と話していた。
点灯時間は17時~21時。入場無料。今月24日まで。