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加古川のB型事業所「いちごいちえ」、開所から2カ月 コチョウラン栽培も

写真=「いちごいちえ加古川」の管理者・サービス管理責任者の林宏明さん

写真=「いちごいちえ加古川」の管理者・サービス管理責任者の林宏明さん

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 就労継続支援B型事業所「いちごいちえ」(加古川市加古川町、TEL 079-421-7561)が開所して2カ月がたった。運営は人材サービス、物流事業を行うスプラウトイット(大阪市中央区)。

稲美町のハウスで栽培される胡蝶蘭

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 同施設は昨年11月1日に開所。同社はこれまで、大阪を中心に児童発達支援やデイサービスなどの事業所を展開していたが、加古川市に開所するのは同施設が初めて。グループ企業の「agri bang(アグリバン)」(稲美町加古)が6年前に稲美町でコチョウランの栽培や販売を始めたことをきっかけに、農業が、障がいのある人の就労支援につながると考え、近隣地域に事業所を開いた。現在は男性1人が利用者として在籍し、コチョウランの支柱作りや仕立て作業などを週に5日行っている。

 いちごいちえ加古川事業所の林宏明さんは「ビニールハウスの中は気温の変化が少なく、働きやすい。花の知識がない人でもスタッフが親身になってサポートを行い、一人一人が働きやすい環境づくりを目指している。興味のある人は気軽に問い合わせてほしい」と話す。

 同施設は農園の見学会も行っている。次回は1月14日を予定。

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