JR加古川駅前のベルデモール商店街にある「アステル洋品店」（加古川市加古川町、TEL 079-456-4256）が1月25日で2周年を迎える。

ハンドメード雑貨を手に持ち来場を呼びかけるアステル洋品店のスタッフ

　同店は就労継続支援B型事業所「アステル」が、同事業所内の一角で運営する雑貨店。同店では、ハンドメードパーツやハンドメード雑貨、引きそろえ糸、服飾雑貨などを販売するほか、入園入学用品、犬服、その他布製品のオーダーメードにも対応。ハンドメード作家の委託販売も行っている。

　店長の竹歳かおりさんは「商品のバリエーションを増やしたり、イベントに参加したりしたことで、地元の人の来店やリピーターが増えた。地元の自営業の方からエプロンなどの布製品のオーダーをもらえることも増えた。店が地元に浸透し、地元の人が応援してくれることが何よりもうれしい」と振り返る。

　25日には、同店と寺家町商店街にあるコミュニティースペース「びぃぷらす加古川」（加古川町）の2会場で周年イベントを開催。同店では、冬物セールや委託作家のハンドメード雑貨の販売を行う。購入客には特典としてガチャの1回無料サービスも用意する。

　びぃぷらす加古川では、1回50円の千本引きや福袋、当日限定価格での「あずきカイロ」の販売の他、ハンドメード雑貨、ワンコイン弁当、「CAFE MEME（メメ）」の焼き菓子、坂田農園による野菜などを販売する。購入客先着20人には坂田農園の野菜を無料進呈。

　竹歳さんは「今回2会場でイベントを開くことで、一人でも多くの人に足を運んでいただき一緒に楽しんでもらえたら。今までアステル洋品店を知らなかった方にも、私たちの店がどんなところか見にきてもらい、知ってもらえたら」と来場を呼びかける。

　開催時間は、アステル洋品店＝10時～16時、びぃぷらす加古川＝10時～14時。