第20回近畿公立高等学校テニス大会が1月6日に大阪市内で行われ、女子団体の部で加古川北高校(加古川市野口町)が5年ぶり4度目の優勝に輝いた。
同大会は近畿各府県大会を勝ち抜いた16校が出場。試合はシングルス3本、ダブルス2本の計5試合で行われ、先に3勝すれば勝利となる。同校は、昨年の同大会で準決勝敗退。テニス部顧問の門田聖五教諭は「負けた悔しさをバネに、『来年こそは優勝しよう』とチームが団結した」と振り返る。
今大会では、初戦から準決勝までストレート勝ち。準決勝は、前回3位決定戦で敗れた「みどり清朋高校」(大阪)を破り、リベンジを果たした。
2月4日からは同大会個人の部を行う。昨年12月の兵庫県大会(個人の部)では、同校初となる1~3位を独占するという快挙を成し遂げ、兵庫県代表枠10人のうち5人が同校の選手だった。
門田教諭は「今年最初の目標だった、近畿大会団体で優勝することができうれしい。次は個人の部でもしっかり結果を残したい。最終目標としては、私立高校も出場する春の兵庫県総体で、近畿大会に出場できる3位以内を目指したい」と力を込める。