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高砂「上田珈琲焙煎所」が1周年 夫婦二人三脚で営業、大型焙煎機も導入

店主の上田健太さん(左)と妻の夕貴さん

店主の上田健太さん(左)と妻の夕貴さん

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 高砂神社近くの古民家で営業する「上田珈琲(コーヒー)焙煎(ばいせん)所」(高砂市高砂町)が1月23日で1周年を迎えた。

自家焙煎豆をハンドドリップでいれる上田健太さん

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 店主の上田健太さんと妻の夕貴さんが、古民家をリノベーションした自宅の一角で自家焙煎ドリップコーヒーをテイクアウト販売する同店。コーヒーを飲みながらリフレッシュする時間が好きだった健太さんが「自分がそんな時間を提供する人間になりたい」と考え、2021年に脱サラ。ネット販売とイベント出店から始め、実店舗を昨年オープンした。「毎日頑張っているあなたに」をコンセプトに自家焙煎豆をハンドドリップでいれる。健太さんは「手探りでここまで来て、あっという間の一年だった。お客さまからの差し入れやお礼の手紙などもらい励みになった」と振り返る。

 オープン当初は土曜・日曜のみの営業だったが、4月には大型焙煎機を導入し、現在は週5日間営業している。豆の種類は「ハニーショコラ」(ブラジル)、「まぼろしの珈琲」(インドネシア)、「南国パプア」(パプアニューギニア)など6種類。カフェインレスコーヒーやスパイスチョコレートの取り扱いも始めた。

 1周年を迎え、夕貴さんは「とても早く、楽しい一年だった。これからもゆっくりできる空間と居心地の良さを感じてもらえるようしていきたい」と話す。健太さんは「この場所に移住、開店して高砂町が好きになった。いつかは町内で純喫茶を開きたい」と意気込む。

 営業時間は、水曜・木曜・金曜=10時~17時、土曜・日曜・祝日=9時~18時。月曜・火曜定休。
 1周年記念で1月31日まで、インスタグラムフォトコンテストを行っている。

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