巡回パネル展「高砂町ゆかりの人・29人展」が3月31日から、コミュニティースペース「びぃぷらす加古川」(加古川市加古川町、TEL079-426-1442)で開催される。主催は「ルネサンスみなと町高砂」。
同会は、地域の活性化のため日頃から高砂の歴史と文化を探訪、研究し、後世にその功績を残していくことを目的に2021年に発足。現在約60人の会員が所属し、高砂町を拠点として活動している。巡回パネル展は今後、市内各所で開く予定。事務局長の生南匡浩さんは「会のことを加古川の方にも知ってもらうため、びぃぷらすでのパネル展開催を決めた」と話す。
同展では、高砂町民の学問所「申義堂」の開校に尽力した岸本吉兵衛、北方の守りを進言した尊王学者・菅野白華など、高砂町出身や同町で活躍した人物29人を、文章と写真、イラストを交えて紹介している。パネルはB1サイズで20点を展示。
生南さんは「一人一人のパネルをじっくりとご覧いただき、高砂町という古い寂れた町に、こんなにたくさんの偉人がいたことを知ってもらえたら」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~17時(土曜・日曜は16時まで)。木曜定休。入場無料。4月10日まで。