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加古川で平和や多様性について考える国際交流イベント

登壇者、参加者の集合写真

登壇者、参加者の集合写真

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 市民と在住外国人の交流を目的とした「多文化平和推進会」が5月6日、市民交流ひろば(加古川市篠原町)で初めて開催され、約30人が参加した。主催はきらきら協会、ひょうごヨーヨーOtedamaの会、後援は加古川市国際交流協会。

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 当日は、きらきら協会代表のグリーン・フミコさんの知人らが登壇。ウクライナ避難民のユリヤ・ガブレンコさんによるバイオリン演奏、国際教育支援を行うNGO「なかよし学園プロジェクト」代表の中村雄一さんによる活動紹介、アメリカ在住で活動家のブーシュラ・アフマドさんが「全ての人が持つ多様性の力」をテーマに講演を行った。日本の文化紹介として、ヨーヨー遊びとお手玉を合わせた「ヨーヨーOtedama」も披露した。

 グリーンさんは加古川出身で、現在アメリカを拠点に活動している。「日本に帰ってきて、日本に住んでいる外国人と日本人の交流が極端に少ないのが残念。身近にグローバルな楽しい体験ができるチャンスをつくりたかった」とグリーンさんは話す。

 回を終え、男性参加者の一人は「自ら逆境を切り開いてきた方が、多様性について自分と同じ思いを持っていたことがうれしかった。勉強になった」、11歳の女児は「ヨーヨーOtedamaを頑張りたい」と、それぞれ感想を話す。

 イベントの参加費は、なかよし学園プロジェクトを通してコンゴ共和国の子どもたちへのヨーヨーOtedamaの配布や学習支援に充てられる。

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