テイクアウトカフェ「kaku°（カクド） Coffee stand & Gallery Space」（加古川市平岡町）がオープンして、5月28日で1周年を迎えた。

　同店は、ギャラリースペースを併設したテイクアウトカフェ。店名は、同店のコンセプト「いろいろな角度から楽しめること」から名付けた。

　店主の西嶋輝さんは「昔住んでいたこの地域に足を運んでくれる人を増やし、まちを知ってほしい」という思いで店をオープン。ギャラリースペースでは、ワークショップを月1回、写真展・アート展を月1～2回、それぞれ開催。地域の作家の作品を販売するポップアップショップとして利用するほか、散歩をしながらまちの写真を撮影・展示する企画や、同店周辺を結ぶマルシェ「軒先市場」も開いてきた。

　軒先市場は「より多くの人に足を運んでもらい、この地域を知ってほしい」という思いでキッチンカーや雑貨の店が並び、ワークショップも予定する。今後の開催は9月24日、11月26日。「軒先市場 夏祭り」として、7月16日、8月12日にも時間帯を変えて開催が決定している。

　西嶋さんは「今後は、ギャラリースペースをもっと活用することで、気軽に足を運んでもらうきっかけをつくっていきたい」と意気込みを見せる。

　営業時間は8時～18時。月曜定休。ギャラリースペースの見学は無料。