焼き鳥と韓国料理を融合した居酒屋「鶏×韓国×魚 きみにトリコ」（加古川市平岡町、TEL 090-1587-4121）が5月25日、オープンした。

鶏料理と韓国料理

　店内は、コンクリート壁に鉄骨組みの天井、ネオン管看板で装飾。大衆的なイメージがある「焼き鳥」を、「おしゃれでSNS映えするような鶏料理として提供したい」という思いで仕上げた。席数は、カウンター席とテーブル席合わせて32席。

　「青年期から自営業に憧れていた」と話す店主でシェフの桒原光希（くわはら・こうき）さん。将来は必ず加古川で店を構える覚悟を持って、大阪の飲食店で修業を積んだという。鶏肉は毎日、早朝に仕入れ、仕込みから時間をかける。食材の調理は、炭火でゆっくりと火を入れて客に提供する。

　メニューは、「ずり」「鶏皮」「せせり」「こころ」（以上176円）、「もも」（187円）、「ねぎま」「やげん軟骨」（以上198円）、「鴨ねぎ」「自家製つくね」（以上330円）。桒原さんが韓国文化や料理にも詳しいことから、「チーズタッカルビ串」「サムギョプサル串」（以上330円）、「韓国式焼きビビンバ」（858円）、「じっくり煮込んだ鶏だしスンドゥブ」（968円）など、合わせて約70種の料理を用意する。ドリンクは、ビール（550円～）、ウイスキー（418円～）、カクテル（495円～）のほか、マッコリ（638円）などの韓国酒も取りそろえる。

　桒原さんは「聴覚、視覚、味覚で食のエンターテインメントを体感してほしい」と来店を呼びかける。

　営業時間は16時～24時（金曜・土曜は翌2時まで）。