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加古川に「ひらおか寺子屋塾」 世代間交流の場に

「かこてらす」の前で副塾長の岡本さん(左)と代表塾長の山本さん(右)

「かこてらす」の前で副塾長の岡本さん(左)と代表塾長の山本さん(右)

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 「ひらおか寺子屋塾」が6月17日、公民館と子育てプラザの複合施設「かこてらす」(加古川市平岡町)にオープンした。運営は「平岡町を良くする会」。

「ひらおか寺子屋塾」の案内

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 「平岡町を良くする会」は、2019年に平岡町の4つの連合町内会長らが集まり、地域が抱える問題の解決策を考えようと設立。町内を巡回する「かこバスミニ」の運行ルートも住民目線で提案し改善してきたという。

 「ひらおか寺子屋塾」は2022年6月から、平岡公民館、兵庫大学の校舎内で運営。今回が3カ所目となる。利用できるのは小学生。集まった児童が自主的に、その日の過ごし方を決めている。地域の高齢者や教員経験者、兵庫大学の学生がボランティアで宿題の手伝いや遊びの相手などをし、世代間交流の場にもなっている。

 副塾長の岡本さんは「子どもたちの秘めたパワー、成長していく姿などを見ると、子どもたちから学ぶことが多い。社会に出て行くステップの一つとして塾を活用してほしい」と話す。

 代表塾長の山本瀧湖(たつひろ)さんは「加古川全域にこの寺子屋塾を広めたい。勉強だけでなく子どもたちの個性を輝かせることができる教育や人づくりの場でありたい」と話す。

開校時間は9時~12時。かこてらす、平岡公民館は 第1・3土曜。兵庫大学は第2・4土曜。 

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