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ノジギクの花をブレンドしたお茶 高砂の市民団体、農福連携で商品化

完成したノジギク茶を披露する「ナチュラル.マム」代表の前田達也さん

完成したノジギク茶を披露する「ナチュラル.マム」代表の前田達也さん

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 農福連携による福祉と産業の振興を目指す「ナチュラル.マム」(高砂市阿弥陀町、TEL 090-9711-0001)が7月24日、兵庫県花「ノジギク」の花をブレンドしたお茶のネット販売を始めた。

ラインアップは7種類

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 同団体はノジギクの花に含まれる豊富なポリフェノールの量に着目し、2020年、商品開発に向け、加古川市志方町で同花の栽培を始めた。栽培が難しいといわれるノジギクだが、収穫量は年々増加。今年5月にも、プラグトレーを使って挿し木を行い、6月に地植えを実施。順調に育てば、1,000株のノジギクから約200キロの花の収穫が見込めるという。

 販売を始めたお茶は全部で7種類(1パック980円)。1パックにティーパック10個が入る。ラインアップは、ノジギクを100%使った商品と、ノジギクに「ほうじ茶」「どくだみ茶」「玄米茶」「ごぼう茶」「紅茶」「緑茶」を1対1の割合でブレンドした6種類を用意した。

 「商品化には4年かかった」と話す同団体代表の前田達也さん。「ノジギク茶の商品化ができたことで、健康増進や地域活性化、B型事業所などに通う利用者の就労支援などにつながっていくと思う」とも。

 ニューメディアホームページで販売する。販売開始を記念して8月31日まで、3パック以上の購入客に1パックを無料で進呈している。

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