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稲美町「100万ドル本舗」がリニューアル バーガー店統合

足立和也さん(右)と足立節子さん(左)

足立和也さん(右)と足立節子さん(左)

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 ケーキやパンなどを製造販売する「100万ドル本舗」(稲美町、TEL 079-492-8855)がリニューアルオープンして、8月16日で2カ月がたった。

「ヒレカツバーガー」「プルドポークバーガー」を紹介する足立節子さん

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 1968(昭和43)年、故・足立伍郎さんが神戸市垂水区内でフランス菓子店として創業した同店。店名は、「神戸の100万ドルの夜景のようにキラキラと輝く店にしたい」と名付けた。1976(昭和51)年にオープンした東加古川店では、「タマゴサンド」「ハンバーガー」、回転焼きの「$(ドル)焼き」などが人気だったという。1997(平成9)年に稲美店、2004(平成16)年には伊川谷店をオープン。現在は、稲美町にある同店のみ営業する。

 今回のリニューアルでは現店主の足立和也さんの母、節子さんが調理し提供していた「ハンバーガー&サンドイッチカフェ~KOKOROIRO~」(加古川市野口町)を同店に統合した。同店は、先代の伍郎さんの跡を継いだ和也さんが、東加古川店で人気だった「ハンバーガー」「サンドイッチ」にこだわった店として、原点回帰の思いも込めて始めた。

 和也さんは「母が作るハンバーガーをもっとたくさんの人に食べてもらいたかった。この場所ならこれまでに比べて人も集まり、広い駐車場もある。触れてもらう機会が多い」と統合を決めた。

 統合に伴い、ハンバーガーやコッペパンの商品ラインアップを10種類以上増やした。山形豚を使った「ヒレカツバーガー」(420円)や「プルドポークバーガー」(480円)などを追加。「さばのフランスパンサンド」「焼きとりドック」(以上270円)も人気だという。

 節子さんは「前の店の常連客も遠方から来てくれる」と喜ぶ。和也さんは「100万ドル本舗においしいハンバーガーがあることを知ってほしい。稲美町、加古川以外からのお客さんにも来てもらいたい」と呼びかける。

 営業時間は8時~19時。

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