稲美町出身のソプラノ歌手・松田緑さんのソプラノリサイタルが1月21日、稲美町立文化会館コスモホール(稲美町国安)で開催される。
松田さんは神戸女学院大学音楽学部卒業後、東京音楽大学大学院オペラ科を修了。その後、ウィーン国立音楽大学大学院声楽科、リート・オラトリオ科を修了した。これまで摂津音楽祭カンフリエ部門銀賞やノーヴィ国際音楽コンクール奨励賞を受賞している。現在、関西を中心に音楽活動を行い、同町内の学校で合唱コンクールの音楽指導や審査員も務める。
同公演の前半は、モテット「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」や、日本歌曲「風に寄せてうたへる春のうた」などを披露。後半は、テノール歌手の松本薫平さんと歌劇「椿姫」のハイライトを披露する。ピアノは藤江圭子さんが務める。同ホールでのリサイタルは5年ぶり。
松田さんは「耳で聞くだけではなく、オペラの演技や衣装など視覚的に楽しんでもらえるような舞台になっている。オペラの言葉は分からなくても、目と耳で満足してもらえるような公演」と来場を呼びかける。
13時30分開場、14時開演。チケットは、一般=2,000円、高校生以下=500円。全席自由。電話(TEL 079-492-7700)で予約を受け付ける。