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稲美町に廃材リユースショップ 自然と循環する暮らしを提案

来店を呼びかける奥田さん(右)と店長の櫻崎さん(左)

来店を呼びかける奥田さん(右)と店長の櫻崎さん(左)

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 アップサイクルやエシカルな雑貨、余剰建材をそろえる廃材リユースショップ「RE:MATERIAL(リマテリアル)」(稲美町、TEL 090-2902-3292)がオープンして、1月31日で3カ月がたつ。

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 35社以上の工務店や協力店から、壁紙やタイル、木材、照明などの余剰建材を集めて販売している同店。店主の奥田智恵子さんは工務店に勤めていた際、「建築に必要な材料は多めに発注をするため、最終的に使わなかった材料は余剰建材として倉庫に眠ってしまう。それを全て捨ててしまうのはもったいない」という思いがあり、材料を必要としている人材とマッチングできる同店を開いた。

 同店では余剰建材だけでなく、社会問題に関心のある作家が作ったアクセサリーやバッグ、インテリアなどのセレクト雑貨も取り扱う。「購入することで環境や社会課題が少しでも良くなるものを」という思いで商品をセレクト。自社商品として、地域の農家が作る野菜のうち、廃棄予定のものを買い取って作ったピクルスも販売している。

 奥田さんは「商品を購入することで、自然と循環できる暮らしも一緒に提案できたら。来てくれた方が、自然の循環・暮らしの循環を少しでも身近に感じてもらい、少しでも生活に取り入れてもらえるような場所になれれば」と話す。

 営業時間は10時30分~17時。月曜定休。駐車場あり。

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