ラーメンバー「#nayacoco in Feather（ナヤココ イン フェザー）」（加古川市平岡町）がオープンして、7月23日で1カ月がたった。

店内の様子（写真提供＝ナヤココ イン フェザー）

　店主の木村亮佑さんは加古川市出身の33歳。神戸のラーメン店で8年間勤務した後、2022年に独立。ラーメン店「なやんだらここ」（神戸市西区）、2023年には「なやんでもここ」（加古川市野口町）をオープンした。

　スナック「Feather（フェザー）」の定休日を間借りして営業する同店。オープンの経緯について、木村さんは「東加古川にはお酒が飲める店はたくさんあるが、そうしたお酒が飲める店でラーメンを提供したいと前々から考えていた。コロナ禍の影響もあり、夜に出歩く人が少なくなった。日曜の夜でも人が集まる場を作りたかった」と話す。

　席数はカウンター10席。メニューは「ねらい撃ち塩ラーメン」「心惚照る醤油（しょうゆ）ラーメン」「酒すすむ味噌（みそ）ラーメン」（以上1,000円）、「肉じるしたたる餃子（ギョーザ）」「海老（えび）踊るしゅうまい」「肉々味噌（みそ）しゅうまい」（以上500円）。飲み放題、歌い放題は1時間2,000円。「なやんでもここ」のラーメンを、酒に合うように味付けなどを工夫して提供する。オープンから1カ月がたち、「20～80代の幅広い世代が来店し、客足は上々」だという。

　木村さんは「個人営業の店を増やし、地元でお金が回るようにしたい。この店を通して、そうした流れを大きくしていければ」と意気込む。

　営業は日曜の22時～翌4時。