播磨町中央公民館(播磨町東本荘)で7月27日、「こども夏祭り」が開催された。
同館は今年4月から、町からの委託を受けたNPO法人「ニュー☆ハリマ」(播磨町北野添)とNPO法人「シミンズシーズ」(加古川市加古川町)が共同で運営している。
当日は、定員200人のところ300人近くが来場。先着で入場した参加者は、ステージショーやヨーヨーつり、ボウリングなどのお祭りブースを楽しんだ。ステージショーには播磨町のマスコットキャラクター「いせきくん」「やよいちゃん」が登場。「はりま☆土器ドキ☆ダンス」を参加者と一緒に踊り、会場は一体感に包まれた。
当日は約30人のボランティアが活躍。ステージショーの司会や各ブースを担当した。事前準備では「おてつだいし隊」として参加を呼びかけ、看板制作や出店準備を進め、「手作り感のあるイベントを心がけた」という。
当日に向け利用者にも一緒にイベントを盛り上げてもらおうと、飾りを作成するコーナーを館内に設けた。スタッフの松井みどりさんは「準備から関わってもらうことで、新しい交流のきっかけにしてもらったり、夏祭りを一緒に心待ちにして当日を思いきり楽しんでもらえたりすれば」と話していた。
開催を通して、利用者の小学生から「何かお手伝いすることはありますか?」と声をかけてくれるようになり、「地域住民と気軽にやりとりできる日常が生まれている」という。松井さんは「ふらっと来ることができて、スタッフとも話しやすい、地域のつながる場所になっていければ」と期待を込める。
同館では8月9日まで、8時30分からラジオ体操を行っている。予約不要。