「オモロ~授業発表会」が1月26日、東播磨生活創造センター「かこむ」 (加古川市加古川町寺家町)で開催される。主催は「加古川から子どもの未来を考える会」。
同発表会は、加古川のアパレル会社「ワンピース」取締役会長の久本和明さんが、教育ドキュメンタリー映画「夢みる小学校」の全国自主上映活動を機に企画。各地の教育現場で独自の取り組みを進める教師たちの存在に着目した久本さんが「子ども主体の教育に取り組む先生に光を当て応援したい」と始めた。2023年4月の大阪での初開催以降、趣旨への共感が広がり全国70カ所以上で自主的な開催が続いている。加古川市での開催は今回が初めて。
当日は学校教諭ら9人が登壇し、自身の取り組みを発表。同会の辰巳訓子さんは「登壇者は、子どもも大人も楽しい学校づくりに取り組んでいる人たちばかり。学校の現状や先生の考えていることを知り、加古川の教育を学校だけでなく、まち全体で盛り上げていくきっかけとなれば」と話す。
辰巳さんは「子どもたちは学校で過ごす時間が一日の大半を占める。保護者の立場からも学校が楽しい場所であってほしい。先生たちがチャレンジしやすく、希望を持って取り組むことが子どもたちの笑顔につながり、子どもの笑顔が保護者の安心や学校への信頼につながっていく、そんなプラスの循環を生み出したい」と期待を込める。
開催時間は13時~16時。参加無料。当日参加可。事前申し込みはウェブで受け付ける。