
高砂市サッカー協会が主催する男女混合・シニア向け大会「高砂じょうとんばCUP」が2月23日、高砂の伊保スポーツ広場(高砂市梅井)で行われ、市内外から5チームが参加した。
男性3チーム、女性2チームが出場し、優勝は神戸市から参加の男性チーム「FCジェンティーレ」。高砂市からは男性チーム「東播シニア」と女性チーム「高砂FC.72レディース」が参加した。
同大会は2024年に始まり、今回で2回目。市内で初の人工芝グラウンドを持つ高砂市伊保スポーツ広場の完成を記念して「老若男女、生涯楽しみながらサッカーを続けてほしい」と同協会が企画。男女どちらのチームも参加できるシニア向けの大会を作った。11人制の総当たりリーグ戦方式で、男性は60歳以上、女性はチーム内に40歳以上が5人以上出場することを条件にしている。
同協会の新免則英会長は「男女混じって試合するので、高砂市が発祥の『尉と姥(じょうとうば)』の伝説から名付けた。70代以上でサッカーをする人も増えてきている。長くサッカーを楽しむことを目的に開いている」と話す。
「高砂FC.72レディース」の監督をする木澤さつきさんは「東播・西播地域で唯一の女子チームで、約40年活動してきた。この形式での試合は珍しいので高砂から新しいムーブメントを作って、地域にサッカーを楽しむ人が増えたら」と期待を込める。
第3回は4月6日に開催予定。招待試合のため参加は受け付けていない。観覧可。