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加古川・農業高が「大麦」を使った商品考案 県内スーパーで販売

ゴロッとチョコの麦茶スコーン

ゴロッとチョコの麦茶スコーン

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 兵庫県立農業高校(加古川市平岡町)食品科学科の生徒が東播磨地域の特産「大麦」を使った商品を考案し、3月7日、県内のスーパーなどで販売が始まった。

やみつき系クリームパン

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 大麦の需要拡大を目的に協定を結ぶ、同校と食品メーカーのオイシス(伊丹市)、JA兵庫南、東播磨県民局の4者が「HYOGOアサ@プロジェクト」の一環で行った取り組み。昨年度は大麦粉を使ったシフォンケーキを考案した。

 本年度は焙煎した大麦の粉末を練り込んだ「ゴロッとチョコの麦茶スコーン」と、大麦の粉末を混ぜたホイップクリームを挟んだ「やみつき系クリームパン」の2品を考案し、商品化した。商品開発は昨年9月に始まり、生徒はオイシスの担当者からターゲットやマーケティングの手法を学び、レシピをまとめて試作品を作ったという。

 今月5日には大麦生産者や関係者向けにお披露目会を開催。同校生徒は「万人受けする商品を考え、とても満足いく商品になった」と自信を見せた。試食した関係者は「大麦の特徴もあり、いい商品」と評価する。

 販売店は「麦茶スコーン」はにじいろふぁ~みん(稲美町六分一)とコープこうべの一部店舗。「クリームパン」はオイシスの直営ベーカリー「バザーバスケット」の県内6店舗で販売する。数量限定。

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