
兵庫県高砂警察署が就労継続支援B型事業所「スマイルの小鳥たち」(加古川市加古川町)と交通安全・防犯啓発シールを製作し、3月24日、同事業所が作るサンドイッチに啓発シールを貼り付け、高砂市役所で販売した。
同事業所は平日毎日、同市役所内と高砂市民病院でサンドイッチを販売している。「とても人気の商品なので、コラボできると広く啓発になる」と考えた同署が協力を依頼。同署が啓発シールを製作し、商品に貼り付けてもらうことになった。
製作したシールは2種類。「ルール違反はゆるサンド!」「サギにお金はわたサンド!」のサンドイッチにちなんだメッセージを載せた。自転車の2人乗りに同事業所のキャラクターがレッドカードを見せるイラストをデザイン。メッセージとデザインは同署交通課の藤井佳奈さんが担当した。
24日は交通安全・防犯キャンペーンと銘打ち、サンドイッチの販売に加え白バイの展示や啓発グッズの配布も行った。同事業所の利用者も警察官と一緒に啓発グッズを配るなど啓発に一役買った。「おいしいサンドイッチを作る事業所の利用者の皆さんの頑張りを広く知ってもらいたいという思いもある」と藤井さん。「事件事故を一件でも減らすために広く啓発していきたい」と話した。
高砂市役所でのサンドイッチの販売は月曜~金曜の11時~13時。啓発シールは各1000枚を用意し、なくなり次第終了する。