
加古川シンフォニックバンドの「第19回定期演奏会」が4月13日、SHOWAグループ市民会館(加古川市加古川町)で開催された。
「シンフォニア・ノビリッシマ」を演奏する加古川シンフォニックバンド
加古川市立中部中学校吹奏楽部OBを中心に2003(平成15)年に結成された同バンド。現在は中部中学校OBに加え、近郊から集まる高校生から70代までの幅広い世代約40人で活動している。
定期演奏会は年1回開催。2部構成で行った演奏会のオープニングは吹奏楽の古典中の古典といわれる「シンフォニア・ノビリッシマ」で幕開け。その後、偶然にも大阪・関西万博の開幕日と重なったことから、メンバー全員が手作りの国旗を持って登場し、「1970年大阪万博」のテーマ曲を披露。「はとポッポの世界旅行!」ではバンドメンバーが作成した万博のイメージ映像に合わせて演奏を披露し、万博開幕に花を添えた。
会場にはほぼ満席となる約600人が来場。約50年前の大阪万博を知る世代も多く見られ、吹奏楽の音色に耳を傾けていた。