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加古川で宮本武蔵没後380年記念講演会 武蔵を研究する放送大教授が登壇

記念講演会を紹介する松下哲雄さん

記念講演会を紹介する松下哲雄さん

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 宮本武蔵没後380年記念講演会「『生国播磨の武士』宮本武蔵が遺(のこ)したもの」が7月6日、加古川市総合福祉会館(加古川市加古川町)大ホールで行われる。主催は宮本武蔵・伊織顕彰会。

記念講演会のチラシ

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 宮本武蔵生誕の地は岡山県美作市や兵庫県太子町宮本地区など諸説あるが、現在の兵庫県高砂市米田町も有力説として挙げられている。

 講演会には、宮本武蔵研究の第一人者の一人で、放送大学特任教授・魚住孝至さんが講師として登壇する。魚住さんは武蔵生誕の地について、「米田説」を唱えている。昨年6月、魚住教授から同会の松下哲雄会長に「記念の講演会を開きたい」との連絡があり、実現したという。魚住教授は稲美町出身で加古川東高校の卒業生。

 松下さんは「魚住教授は武蔵について、詳しく知らない人が増えてきていることについて心配していると思う。武蔵が残した『五輪書』は現代にも通じるものがある。地元にゆかりのある偉人について知る機会にしていただければ」とも。

 13時30分開場、14時開演。参加費は500円。定員は先着200人。

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