
加古川市ならではの地域資源を活用した部活動の地域移行に関わる試行プラン「水上スポーツクラブ」(加古川市上荘町)の活動日に6月14日から、日曜日も加わった。
地域ならではの自然環境「1級河川加古川」を生かした水上スポーツを満喫する参加者たち
同クラブは同市スポーツ・文化課が「学校部活動にはない新たなスポーツ・文化芸術活動」として2024年7月に市内の中学生年代を対象に初実施。本年度も5月に活動継続が決まった。これまでは土曜日に活動していたが、塾や部活動でスケジュールが重複することがあるという参加者からの相談に応じ、活動日を土曜か日曜の、いずれかを選べるようにした。
同クラブでは、カヌーやボートの乗艇のほか、エルゴマシンによる漕力強化、筋力トレーニングなどの活動を行う。カヌーを指導するのは元オリンピック日本代表コーチの尾野藤直樹さんと全日本学生カヌースプリント選手権大会優勝経験者の小又千春さん。現在は、中学1年~3年の男女3人がクラブ活動に参加している。
昨年からの参加者は「昨年、初めて水上スポーツで加古川の自然を体感できてすごく気持ちよかったので今年も参加することにした。他校の参加者とも交流できて、とても楽しい」と話す。
スポーツ・文化課の新谷暢啓さんは「中学生から水上スポーツが体験できるところは少ない。いつのタイミングからでも参加できるので、ぜひ加古川ならではの活動を楽しんでほしい」と参加を呼びかける。
活動時間は14時30分~17時。参加費は月額2,000円。募集人数は最大20人。