
播磨町を中心に活動している少年軟式野球チーム「東播ナインストリーム」が、8月1日から福岡県で開かれる「筑後川旗 第42回西日本学童軟式野球大会」に出場する。
同チームは2009(平成21)年に結成。播磨町や稲美町の小学校や専用練習場で活動している。
同大会には、小学校4年生~6年生で構成されたAチームが出場。6月8日に行われた「第56回兵庫県学童軟式野球大会」で優勝し、出場権を獲得した。監督の藤谷由紀さんは「6年生は6人で、ほかのチームと比べて少ないが、みんなそれぞれ個性がある。持ち味を生かしたプレーができ、勝ちにつながった」と試合を振り返る。
同大会へは西日本各地のほか、中国地方から合わせて90チームが出場する。藤谷さんは「盗塁やバントといった小技が利く。大会に向けて、ミート率の向上や走塁を強化したい」と話す。総監督の大垣幸信さんは「遠征費などのために寄付を募っている。頑張る子どもたちを応援してほしい」と協力を呼びかける。キャプテンの佐伯葵楽さんは「大会で優勝して加古川、播州の名を全国に売りたい」と意気込む。
決勝戦は7日、久留米市野球場(福岡県久留米市)で行われる。