
「第1回神野どろんこフェスティバル」が7月19日、石守営農倉庫前の田んぼ(加古川市神野町)で開催され、約150人が参加した。主催は神野町町内会連合会など。
地域住民らが中心となり神野の豊かな自然を感じながら楽しんでもらおうと初めて開催した同イベント。当日は、「どろんこラグビー大会」や、汚れを楽しむ「どろんこあそびコーナー」などを繰り広げた。
「どろんこラグビー大会」には市内で活動する加古川ラグビースクールの子どもたちやコーチ、保護者らが参加。子どもの部では細かいルールは設けず、泥の感触を楽しみながらラグビーに興じた。大人の部はタックルなしで、5分ハーフ1試合10分のルールでトーナメント戦を行った。女性チームには助っ人としてラグビー経験者の男性が加わり、ダイナミックに泥に飛び込んでのトライシーンも見られた。参加した女性は「普段はなかなか堂々となれないので、思いきり遊べて楽しかった」と振り返る。イベント発案者で神野小学校PTA会長の石川かおりさんは「もう来年の話もしている。神野の名物にしていければ」と意気込む。