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高砂で琵琶と尺八のコンサート 有形登録文化財の松宗蔵を舞台に

コンサートの来場を呼び掛ける片岡さん

コンサートの来場を呼び掛ける片岡さん

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 舟運で栄え、かつての高砂の面影がうかがえる高砂市高砂町の堀川西岸に位置する松宗蔵の蔵内で9月15日、「琵琶と尺八のコンサート」が開催される。

琵琶を演奏する片岡さん

 コンサートは「たかさご万灯祭2018」の一環。琵琶演奏は片岡仁水さん、尺八演奏は大釋真佐俊さん。片岡さんは「たかさご万灯祭といえば、ジャズと路地キャンドルの明かりと思う人も多いかと思うが、今年は少しおもむきを変えて、堀川沿いの歴史的景観の楽しむのもいいのでは」と話す。

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 演奏で使う琵琶は、戦国時代、薩摩の島津忠良公が武家の年少者に道徳教育として歌わせたことが起源とされる薩摩琵琶。片岡さんは、幼い頃から琵琶の音色には特別な心地よさを感じていたことから、琵琶の世界に入っていったという。演奏予定曲は琵琶独奏「敦盛」、尺八独奏「鹿の遠音」、合奏「西郷隆盛」。

 「大陸から渡り、琵琶や尺八には長い伝統や歴史があるものの、若い方にはむしろ、新鮮に感じてもらえる。和楽器がもっとメジャーになればうれしい」と片岡さんは話す。

 「琵琶や尺八の生演奏を聴ける機会もあまり多くない。堀川沿いの歴史的景観を楽しみながら、どことなく聞こえてくる幽玄な音色に耳を傾けるも良し。蔵に入って繊細で時には力強い演奏や語りを眺めるのも、古くて新しいものに触れる機会になる。ぜひ来場して非日常を感じてほしい」と呼び掛ける。

 開催日時は19時~20時15分。入場無料。