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社会人サッカーチーム「チェント・クオーレ・ハリマ」、全国大会出場へ

大会に向けて練習に励むチーム

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 関西サッカーリーグ1部に所属し播磨地域で活動する「チェント・クオーレ・ハリマ」が、10月11日から青森県で開催される「第61回 全国社会人サッカー選手権大会」に出場する。

花井聖選手(左)、康起甫選手(中)、中條直哉選手(右)

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 アマチュア最高峰のリーグともいわれる日本フットボールリーグ(以下JFL)昇格を目指す同チーム。JFL参入には、11月に開催される「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ」優勝で自動昇格、または準優勝でJFL15位のチームに入れ替え戦で勝利するなどの要件を満たす必要がある。同大会はチャンピオンズリーグへの出場権も懸けて行われ、ベスト4以上でJFL入りを希望する上位3チームは同リーグへ出場することができる。

 同大会は全国32チームによるノックアウト方式で、優勝以下4位までを決定。関東からは清水エスパルスなどで活躍した大前元紀選手や元日本代表・今野泰幸選手が所属する「南葛SC」のほか、昨季、「JFL・地域入れ替え戦」で敗れた「VONDS市原FC」など強豪チームが出場する。

 同チームは2022年以来、3年ぶりの同大会出場となる。前回は2回戦で、現在J3に所属する「栃木シティFC」に1-3で敗れた。

 同チームの佐野裕哉監督は「大会は5日で5連戦。同じメンバーで戦い続けることは難しいので、戦力の底上げをしなければいけない。大会を想定し、これまでたくさんの選手を試してきた。『チャレンジ精神』では勝ち上がれない」と話す。「リーグ戦を戦う中で、チームとして戦い方のベースはできてきた。選手の質も上がり、得点力もついてきた。優勝するのが目標」と力を込める。

 チームキャプテン・伏木一紘選手は「まずは出場を決めることができて一安心。5月の『天皇杯兵庫県代表決定トーナメント』では決勝で敗れはしたものの、今のチームには『負ければ終わり』のトーナメント戦を勝ち上がる力がある」と話す。「5連戦に向けてタフなトレーニングに臨んでいる。自分は試合ごとに動きが良くなっていくタイプ。底力が試される舞台だが、これまでの経験値を生かして、一生懸命ピッチを走りたい」と意気込む。

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