日本将棋界最大のイベント「将棋の日」が11月22日・23日の2日間、SHOWAグループ市民会館を中心に鶴林寺(鶴林寺)や加古川プラザホテル(以上、加古川市加古川町)などで開催される。
同イベントは日本将棋連盟が定めた記念日である「将棋の日」(11月17日)にちなんだもので、毎年全国各地で開催されている。昨年は渋谷区、一昨年は仙台市で開催。加古川での開催は16年ぶりとなる。
同市では「棋士のまち加古川」を掲げ、地元にゆかりのある棋士たちと将棋を取り入れたまちづくりを進めている。
当日はプロ棋士21人が参加。久保利明九段や稲葉陽八段など、加古川市ゆかりの棋士6人も参加する。22日は、若手棋士の登竜門とされる公式棋戦「加古川青流戦」の歴代王者が集い、早指しのトーナメント戦を開催。来場者は優勝者を予想。正解者の中から、抽選で賞品が当たる。そのほか、子どもが楽しめる「駒作り体験」や、「棋士のまち加古川」ならではの大規模な将棋大会も行う。
 主催する加古川市スポーツ・文化課の佐藤裕介さんは「将棋は世代を超えて、誰もが交流できる力がある。長年の将棋ファンの方も初心者の方も気軽に参加してほしい」と来場を呼びかける。